好きなキーをMute/Unmuteボタンにするアプリ開発（ベータ版公開中！）

好きなキーをMute/Unmuteボタンに変えられるアプリを開発中です!

「好きなキーをMute/Unmuteボタンに」とは、どういうことか？を説明する前に普通はどうしているか？を考えてみます。

ZOOM、Teams、Webexなどのオンライン会議ツールで頻繁に使うボタン、特に通訳者にとってもっとも大事なボタン、それがMute/Unmuteのボタンです。（何を今さら、とお思いの方、、すみません💦）そしてこのボタンがZOOMでは左下の端っこに、Teamsでは右上にとアプリによって適当に配置されてたりします。この画面上のボタンをいちいちマウス操作でクリックしないといけないのですね。めんどくさいし、とっさにうまく操作できないこともあります。（よくあるのが、あ、すみません、、いまMuteでしゃべってました！とか言うやつですね）

そこで使われるのがショートカットキーです。例えば、ZOOMにはAlt+AでMute/Unmuteを切り替えができます。TeamsはCtrl+Shift+Mとか。。しかし、これもアプリで違うし、指定されたキーを２，３つ同時押しするというめんどくさいやつです。なので、あんまり使っている人は多くないのではないかと。。

次の手段は、専用のデバイスを使うこと。例えばStreamDeckなどですね。これを使うとキー１つでMute/Unmuteができます。ある程度自由に設定ができます。しかし、、、StreamDeckは高いですし、設定ソフトが結構面倒。他にはわたしがお勧めしている、プログラマブルショートカットキーがあります。これはキー自体にショートカットを覚えさせるというもので、これはこれでなかなか便利です。私は現在これを毎日使っています。（その辺についてはこちらに投稿してますのでご興味ある方はご一読ください）

ただ、このショートカットキーにも弱点があります。それは、ショートカットキーを買ってプログラムする必要がある、ショートカットキーを動作させるにはアプリを前面に持ってくる（アクティブにするとも言います）必要があるので、画面の移動にマウスを使う必要がある。。などです。なかなか説明が難しいのですが、つまり、ただキーを押しただけでは動作しないことがあるということです。毎回確実に動いてくれないと困りますので、この弱点はちょっと致命的です。

うーん、どれもいまいち、、なんかもっといいやつないの？？と思っておりましたが、どうもなさそうなので自分で作ることにしました！（笑）ないものは自分で作る！は私のモットーでございます（笑）実は先週からコードを書き始めて、試作品は完成しておりまして、期待通りの動作をしてくれてます。現在、公開の準備中です。

では、どんなのを作ったのか？を説明しますと。

• 専用のデバイスは使わないで、普通のキーボードのキーやテンキーのキーに任意にMute/Unmute機能を割り当てるように動作するプログラムを走らせる。
• 割り当てたキーを押したことをプログラムが検出し、対象のアプリが背面か前面かに関係なく、Mute/Unmute動作を実行する。

ただこれだけです！例えば、ZOOMのMute/Unmuteは数字の１を、TeamsのMute/Unmuteは２を、WebexのMute/Unmuteには３を割り当てるのです。後は、アプリのボタンを押すのではなく、数字のキーを押すだけでMute/Unmuteが切り替えられます！

「じゃあ会議の最中に連絡用のチャットしててたまた「１」を入力したら、どうなるの？」と疑問に思うかもしれません。その場合、Mute/Unmuteが動作します（笑）これはまずいですね。予期せぬ形でMute/Unmuteしてしまうのはまずいですよね。その対策は、普段使わないキーに割り当てておけばいいのです。例えばテンキーの数字とか。会議中のチャットなどでわざわざテンキーは使いませんよね？ ちなみに、このプログラムは会議中にだけ起動しておけばいいので、会議が終わったら、終了し、キーボードは（テンキーも含めて）普段通りに使えます。

こういうのって文章で説明するのはやっぱ難しいですねえ。多少でも何をしようとしているのかご理解いただけると嬉しいのですが、、時間ができたら、説明動画作ります。

ただいまベータ版公開中です！ご希望の方には使ってみていただけます！（当然ですが、ベータ版ですので無料です！会員登録だけお願いいたします。）ご興味ある方はお問い合わせ、またはこの投稿にコメントください！