個別事例紹介 オフィスを消してしまった!!の続編 3 2回線同通を1つのPCで!

続きです)

さて、オフィスもうまいこと移せたし。次は通訳関係の設定です。つまり、2回線同通を1つのPCでできるようにする設定です。ミキサーもついでに設定します。ミキサーはテックよしき自作の超小型ミキサーを使います。(市販のミキサーでももちろんOKです!)

まずはPCでオーディオを2回線確保する設定です。PCには通常1つのオーディオ回線が用意されてます、(つまり、3.5mmのジャックが1つ付いてます)。今回購入されたPCも3.5㎜ジャックが1つ付いていて、ここは4極になっています(難しいことは割愛しますが、4極とは線が4つあって、マイクとスピーカーの音が両方使えると言う意味です。一方で3極はスピーカーの音だけになります。)このままでは2回線は作れません。もう1本のオーディオ回線が必要です、それをどうやって作るか?というとUSBポートを使います。USBポートにUSBオーディオアダプタというものをつけてやると、オーディオ回線がもう一個出来上がるのです。USBに刺せばいいので、簡単なものです。オーディオアダプターはアマゾンでいろいろ売ってます。

今回は私が持参したUSBオーディオアダプターを使用しました。これで2回線出来上がったので、今度はマイクとスピーカーを分離して、スピーカー側はミキサーに接続し、マイクはそれぞれマイクに繋ぎます。文字で説明するとほんとわかりにくいので、私の下手くそな絵↓でもご覧ください。

配線はこれで完了です。ミキサーを使うことで、ヘッドホン1つだけで、2回線の音声を両方聞くことができます。いままでのようなパートナー通訳者さんとの連絡用にイヤホンと、本番用のヘッドホンを両方装着して頭が痛くなる状況から解放されます!これには依頼者さんもお喜びのご様子です(笑)そして、マイクはもともとお持ちのUSB接続するタイプのスタンドマイクと、私が持参した、3.5mmタイプのピンマイクを使う恰好です。本番用はスタンドマイク、連絡用にはピンマイクを使えばいいわけです。また2回線同通の場合は、通訳回線にはスタンドマイクを、本会議(聴くだけの方)にはピンマイクを割り当てればOKです。

これで配線は完了です。後はPC内の設定をします。 サウンド設定というのがあるので、そこで、それぞれヘッドホンとマイクに名前を付けて割り当てます。次にリモート会議アプリ(ZOOMやTEAMSなど)のオーディオ設定画面で、ヘッドホンとマイクを割り当てます。これで準備完了です! オーディオテストをして、ヘッドホンから音が出てて、マイクで声を拾っていることを確認して終わりです!

ということで、2回線同通設定が完了しました。

読者の方でこれ見て「私も2回線同通できるように設定やってみたい!でも自分でできるか自信がない。。」と思われたら、テックよしきのお声がけください。全力サポート致します。

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