「新人類」とか言われてたころ

大学を卒業し会社員になったのはなんと今からほぼ40年前。まじか!?と思う今日この頃です。が、冷静に考えればもう還暦を過ぎているのですから、そういうことになりますよね。。光陰矢の如しです、とか言っている自分がちょっとダサい(笑)

さて、59歳で会社を定年ちょっと前退職してからすでに3年ちょっとになります。今でもたまに会社員時代の光景が思い出されることがあります。あんなことがあったなあ。。。とか。思い出すのはたいていの場合、二度と経験したくないことだったりしますが、今思い返せば、笑えないこともない? どんなことでも時がたてば笑い話になる?かな?ってことで、、適当に思い出したことを書いてみようと思います。通訳とはなーんの関係もありませんが面白がっていただければ幸いです。昔の話ではありますが、さすがに固有名詞は出さない方がいいかと思いますので、そのあたりはぼやかして書きますのでご了承ください。「それってどこの会社??」と気になってしょうがない方は、個別にお問い合わせください。こっそりお教えするかも?です(笑)

ではいきましょう! 第一弾です!

私は転職を10回以上した経験があります。私の年代では相当珍しい方ではないかと(ちょっと自慢でもあります)。 ですので、会社員時代と言ってもいろんな会社の記憶が入り混じっております。。

大学を卒業して新卒で大手の電気メーカに就職しました。時はバブルの真っ最中。応募したのは学校推薦のこの1社だけ、面接時間は5分でした(名前と大学名を聞かれたことしか記憶にない(笑)) 即決だったというか、落ちるなんてありえない、な雰囲気でした。こんな調子ですから、世の中を舐めておりましたね。会社を選んだ理由?と言われても、業界の1番手じゃつまんないので、2番手の会社がいいと思ったからと言いたいのですが、実は、単に学校の成績でほぼ自動的に決まっただけでした。なにも考えてなかった。。。今じゃ考えられないんでしょうねえ。念のために言っておきますが、大学は別に一流でもなんでもないです、就職には強いという評判だけはあった2流の工業大学です。あの頃は理系なら誰でもよかったのでしょう。。。

4年生の夏には就職先も決まったので、後は卒論だすだけ。卒論も実は結構適当にやってました。その辺の要領は割といい方なので(笑)それより、最後の学生時代なんだから、海外に行かなくちゃあ!ってことで、アルバイトに精を出して、旅行資金をためるのに忙しい日々でした。そして卒業旅行ということで春休みには目一杯休むことにして、ここでいかなかったら、会社員になったら一生行かないだろうと思われた目的地、インドに旅立ったのです(笑) (注:そして今はインド系のIT企業にお世話になっております。毎日インド人とお話してます。これも何かの縁?)

大学の卒業式は別にいいやってことで、すっぽかして、会社の入社式の2日前にインドから帰国し、すぐに引っ越しして、会社の寮に入りました。さすが大手企業です。社員寮がちゃんとあります(笑) (が、実は、待遇はかなりブラックだったことがあとでわかるのですが、、その話はまた別の機会に。。)

4月1日、入社式が本社で行われました。その年、1985年は確か1000人以上の新卒社員が入社したはずです。本社にそれだけの人数が入るのもすごいもんですが、私は後方の席で前が見えないので社長の顔は結局一度も見えませんでした。前方は着物姿の女子社員が占領してます。テレビの取材が来るので、カメラ映えするようにわざわざそうしてたんですね。女子社員は実際1割もいないのに、映像には半分以上が女子社員が写ってました。これが世の中ってもんか、と思ったような気がします(笑)

当時の新入社員は「新人類」とか呼ばれてました。それだけ今までとは違う人種だったんでしょう(笑)私もそう思います。世の中を舐めた真似をしてたのは間違いないですが、世の中もそんなに甘くはない(笑) 痛い目にも合うわけです。入社式に関して言うと、入社式でガムを噛んでいるのを役員に見つかり、即刻クビ?になった社員がいるという噂が新入社員の間を駆け巡りました。実際クビになったのか?怒られただけですんだのか?真偽のほどは分かりませんが、まあガム噛むくらいなら私でもやりそうです(笑) 自分じゃなくてよかったー(笑)

ということで、第1弾は、入社式についての思い出、でした。まだ何の仕事もしてませんね(笑)次回はちゃんと仕事の話を書きたいと思います!

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