初めての海外出張で舞い上がる!

新卒で入ってから3年くらい経ったころだったと記憶しているのですが、私に初の海外出張のチャンスが巡ってきました。毎日4H働いてたことが報われたわけですかね? いいですか?海外出張ですよ!しかも行先はアメリカ、ニューヨーク!どうっすか?もう大変っすよ(笑)もう大興奮で、仕事になりません(笑)

実はたったの1週間の出張なんですけどね。課長のお供というかカバン持ちという役割。。そんなことはどうでもよいのです(笑)海外には行ったことない私でした(学生の時にインドに行っただけ💦)ので、まあ嬉しかったですね。しかも!乗るのは夢のJALのビジネスクラスですよ!「ついに俺もここまで来たか!?」と、どこにも来てないのに、感慨にふけってみたり(笑)

今は多分ないんでしょうけど、あの頃の日本の会社の海外出張にはなんとも手厚いサポートがありましたよ(笑) いまでも覚えているのが、初めての海外出張には会社から5万だか6万だか支給されてスーツケースを買ってよいという規則が!スーツケースかあ、そんなもん買ったことありません。調子に乗ってサムソナイトかなんか、買ったような。

飛行機に乗ったことがないってわけではありませんが海外便のビジネスクラスは生まれて初めて(笑)フライトの最中は課長の隣に座って、書類を確認したりしちゃってちょっとできるビジネスマンのフリをします(笑)

さて、この出張の目的は、お得意さんのエンドユーザ(当然、アメリカ人)がうちに製品を買ったんだけど、いまいち調子が悪いからなんとかしろとクレームが来たと。そのお客さんは現地のディーラーにとっての大口のお得意さんなので、ディーラーがアメリカ支店にクレームし、それが本社経由でうちの工場になんとかしとろと依頼がきて、そして下っ端のエンジニア(私)が、ハンダごてと部品持参で、お得意さんのところへ修理に向かうという話なんですけど(笑) さすがに修理だけじゃあ、ということで、課長がアメリカ市場の視察もするってことになった感じなのです。課長が言うには「日本の本社からわざわざエンジニアが来てくれたというアピールが大事」なんだそうで(笑) 修理そのものは大したことないのですよ。。実際、抵抗を2つ交換するだけだし。

しかも!お客さんがいるのは実はノースカロライナで、ニューヨークじゃありません。でも最初の泊まりはマンハッタンのホテルです!(笑)成田からJFK空港へ、空港からはアメリカ支店の出迎えの車で、マンハッタンのホテルにチェックイン!そのあとはなぜか焼肉を食べに行きました(笑)その後はホテルに帰ってきましたが、「ここはマンハッタン!」と思うと興奮して眠れません(笑) 結局時差ぼけもあって、ほとんど眠れず午前5時ごろには一人でホテルを出て、通りをうろうろ歩きまわる始末。。

そしてマンハッタンからロングアイランドにあるディーラーに車で連れて行ってもらって、そこでディーラーさんにご挨拶。(ここで初めて、アメリカ人が名刺を投げてくるのを体験して、衝撃を受けます(笑))その後は時差ぼけで座ったまま意識が飛んでましたので、何があったかよく覚えておりません(笑)

次はいよいよお得意さんのいるノースカロライナに国内線で移動します。そこでも現地のディーラーの担当者が待っててくれて、得意先まで連れてってくれます。もう、ほんとに段取りがいい!アメリカ人、すごいじゃん!

さて、ここでいよいよ仕事です!(つまりここまで何も仕事をしていないってことです(笑)) 日本から持ってきたハンダごてを取り出し、抵抗を2つ交換して修理完了!作業には 1時間もかかってないっす。夜は、ディーラーの担当がステーキハウスに連れて行ってくれました。Tボーンステーキとか食べたような、、課長は翌日お腹を壊した模様(笑)

とにかく、すべての工程が人任せです。これが海外出張ってやつかあ! 自分ではなんもしないでいいんだ!(笑)

しかし最後に私の出番がまたやってきます!最終日にホテルから空港に向かうところはなぜか手配がされてなく、普通にタクシーを使いました。ここは私の出番です!英語のまったくできない課長の為に私がカタコトの英語でタクシーの運転手とお話して無事空港に着いたのでした(笑)

いやあ、なんとも充実した海外出張でした(笑)帰国後の時差ボケで2日くらい休んだ記憶があります(笑)だって現地ではほとんど寝てなかったんですよ。

今思えば、こんな致せりつくせりの海外出張してるんだ日本の会社の社員は、、ということですね。その後、外資系で働いてた時の海外出張との差がすごくて笑えます。

次回は、外資系の場合の海外出張について書いてみようかと思います。では!

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