リフォームはドラマです(その10 カッコいいぞスナフキン)
前回ご説明したように、スナフキンは忖度などしません(笑) 自分の仕事を完璧にやった後は、お菓子をちょっとだけ食べて、挨拶もそこそこにすぐに帰ってしまいます。うーん、憧れますねえ。カッコいいです!
クロスを張る作業をじっくり観察していると繊細さと大胆さの両方が必要なのだと感じます。でっかいクロスを張る時は一気に貼ります。躊躇してはいけません。私の想像ですが、職人の腕の見せ所はつなぎ目の処理や角の処理だとお見受けしました。大小のハケやカッターやいろんな道具を使い分けて寸分の狂いもなく貼り合わせていきます。ハケを使ってクロスを撫でる音がなんとも言えずかっこいいです。そして出来上がると綺麗につながったクロスのつなぎ目は肉眼ではまったくわかりません。「おーすごいなあ、こんなに綺麗に張れたら気分いいだろうなあ。もうちょっと若かったら、クロス職人になりたいなあ!」と思っている自分がいます(笑)
AIが人間の仕事を奪うといろいろ言われている昨今ですが、クロス職人の仕事はAIには絶対無理だし、自動化なんてできないでしょう。結局これからは頭を使う仕事より、こういう職人仕事が残っていくのではないかと。日本の家からクロスはなくなりませんし、将来性あるんじゃないでしょうか。
スナフキンの仕事ぶりを遠目に見ながら、そんなことを考えている私でした。ヒマだといろいろ余計なことを考えてしまいます(笑)
とにかく、実物を見るまでクロス貼りがこんなにカッコいいとは思いませんでした。私が今さら職人にはなれるわけもありませんが、趣味でクロス貼りにはぜひ挑戦してみたい!下手くそでもやってみたい! でも、奥さんが見張っていますので、失敗は許されません(笑)そんな圧の中でやってみるのも悪くない!(笑)全然関係ないけど、「ハンダごて」は器用に使える私ですから、クロスもなんとかなるはず!(笑)
今回は以上です!次回は多分ですが最終回です!