Notta(もしくはOtter)を使って賢く通訳

テックに強い会員様からお問い合わせをいただきました。オンライン通訳の際は、AIに書き起こしをリアルタイムでさせたい、聞き逃したところや、長いチャンクなども書き起こししてくれたら、カバーできるので、通訳の質も向上するに違いない。

例えばNottaなどを使えば要約までしてくれたり、なかなかに便利です。ということでその会員様はさっそくNottaを契約したそうですが、問題はNottaにどのように音声を流すか?ということ。例えばZOOMの会議音声をNottaに聞かせるには、通常だと、NottaがZOOM会議に参加する方法を取ります。つまりNottaBotが会議の参加者となって会議を聞くわけですね。これができれば一番いいのでしょうが、主催者が認めないなどの理由でこれができないケースもあるでしょう。こそっと会議の音をNottaに聞かせたいのですが、そのためにどうするか?答えは2つあります。

1つ目、デジタルミキサーを使って、うまく設定するとZOOMの音をNottaに聞かせることができます。が、これはかなり上級編、そもそもデジタルミキサーを使ってないとできないワザですので、できる人は限られます。なので、ここでは、紹介しません。

2つ目は、単純にPCを2つ使うワザです。ZOOM会議をしているPCの音声を分岐させて、1つは通訳者の耳に、こう一つは別のNottaが動いているPCに入力してやるのです。これでばっちりNottaがZOOM会議の音声を聞いて、書き起こしをリアルタイムですることができます。ただ、問題はどのように接続すれば、PCの音を別のPCの入力してやるとこができるのか?ですが、ケーブルを繋げばいいじゃんと思うと思いますが、ただ繋いだだけではダメなのです。詳細は割愛しますが、オーディオケーブルの配線は中に3本、4本の線が入っていますので意外とややこしいのです。

文字で説明するのは大変ですので、実物をご紹介します。こちらです↓

ヘッドホンは普通のものですので、普段使っているものでOKです

(注:写真ではヘッドセット(マイク付き)が映ってますが、この設定ではヘッドセットとしては使えません、ヘッドホン(聞くだけ)です。マイクは別途USBマイクなどを用意するのがベターです。 ヘッドセットのマイクも使いたい場合は、後述の3.5㎜ステレオケーブルを4極のケーブルにしてください。

スプリッター: PCからの音声信号を2つに分岐させる部品です。100均で売っています。例: イヤホンスプリッター(マイク対応) - ダイソーネットストア【公式】 (daisonet.com)

3.5㎜ステレオケーブル:分岐させた音声信号をサブPCに届けるためのケーブルです。例:Amazon.co.jp: バッファロー オーディオケーブル AUX 3.5mm 耐ノイズシールド 24K金メッキ加工 カーステレオ ホームステレオ アルミモールド 2m BSSTM20BK/N : パソコン・周辺機器

変換ケーブル:音声信号をサブPCのマイク入力に繋ぐための変換ケーブルです。例:Amazon | 安心の日本企業 3.5mm オーディオ分配ケーブル 変換ケーブル 32cm イヤホン Hi-Fi再生 ヘッドホン スマホ パソコン アンプ オーディオケーブル ステレオミニプラグ 多重シールド 24K金メッキ aux011723m | MSL FORCE | ステレオケーブル

どうでしょう?総額2000円程度のケーブルをそろえるだけでPCとPCの音声信号を繋ぐことができます!これでこそっとNottaに会議を聞かせて、通訳に役立てましょう!

ちなみに私自身はNottaを契約していないので、Otterで実験しました。Otterに英語を聞かせて、書き起こしをさせたのですが、ばっちりでした。

どなたかNottaで試してみてください!

相変わらずこの手の接続に関する話は説明が難しいっす、、、「この説明じゃなんだかわからん!」という方、「言われるままにケーブル買ってみたけど、動かないー😢」と言う方、お手数ですが、お問い合わせください。個別にお教えいたします!

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